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| 主にサンゴ礁に住む暖海性のフグで成長すると50cmになる。幼魚の時には腹側にさざなみ状の模様があるが、成長するにしたがいうすくなる。幼魚は房総半島より南の黒潮域で見つかる。フグの体の中で毒のある場所は、種類によって違っているので、料理をするときには種類を正しく判定することが重要である。サザナミフグは数が多くないので、食用にされることはほとんどないが、肝臓には毒があるので注意が必要。最近トラフグの養殖が盛んになり、卵のときから人工的に育てられたトラフグには毒のないことが分かった。フグの毒、テトロドトキシンは、フグの体の中で合成されるのではなく、えさから取り込まれるのである。フグが食べているえさの中から、毒の含まれている動物を探し出して、さらにその動物のえさを調べていくと、フグ毒は数種類の海洋細菌が作り出していることが分かってきた。フグ類は丸みのあるずんぐりした体に、ウチワのような尾ひれをしており、スピードを出して泳ぐことはできない。しかし、体の上下に対称的についている背びれとしりびれを同時に動かして前進したり、あるいは左右の胸びれを使って回転や後退をするなど、複雑な泳ぎ方をすることができる。鳥のくちばし状の丈夫な歯を持っており、カニ類やゴカイ類、貝類をえさにしているが、時にはサンゴをかじって、サンゴやその間に隠れている小動物を食べることもある。 |
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