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生態と特徴 ◆ |
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「百魚の王」と称さるマダイは、万葉の頃から日本人と深い関わりを持っている高級魚で、威風堂々としたその姿は、祝いの膳や祝儀の贈答品などに欠かすことのできない特別な存在感があります。国内では北海道以南の日本各地の沿岸に生息しており、津軽海峡や日本海、瀬戸内海、九州近海、関東、東海地方などに幅広く分布しています。養殖も古くから試みられ、1960年代には種苗生産による大量生産が可能となり、現在でも西日本を中心とした盛んな養殖事業が行われています。マダイを対象とした漁業には、1本釣りのほか、延縄や巻き網、地曳き網、定置網などがあります。1本釣りで漁獲されたものは傷が少なく、高価で取引されています。産卵前の桜の咲くころが最も脂がのって美味だとされ、「桜鯛」などと呼ばれて珍重されています。 |
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健康と料理 ◆ |
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マダイは、脂肪分が少なく栄養価の高いタンパク質を含み、吸収率がよいので、高齢者や離乳食のお子様、生活習慣病、胃弱、肥満、糖尿病、心臓病などの方にも安心してお召し上がり頂けます。淡紅色の淡白な白身は、刺身や塩焼き、浜焼き、椀種、粕漬け、味噌漬け、煮物、あら煮など色々な方法で調理することができます。天然のマダイは、体色が赤〜桃色で腹部が銀白色、目の上が青色で、尾びれの後の縁の部分が黒く、身が引き締まっています。養殖ものは、体の上部の色が黒ずみ、尾びれの真ん中が折れているのが特徴です。マダイのうまみ成分であるイノシン酸は、分解されにくいため、鮮度が落ちても味が落ちません。「腐っても鯛」などといわれるのはそのためですが、細菌が繁殖するので、鮮度が落ちたものは火を通した方が賢明です。 |
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| エネルギー |
| 142Kcal/100g |
| たんぱく質 |
| 20.6g/100g |
| 脂質 |
| 5.8g/100g |
| カルシウム |
| 11mg/100g |
| マグネシウム |
| 31mg/100g |
| レチノール |
| 8μg/100g |
| ビタミンB1 |
| 0.09mg/100g |
| ビタミンB2 |
| 0.05mg/100g |
| ナイアシン |
| 6.0mg/100g |
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※表は天然物です。
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