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| マグロの種類は大きく分けると、クロマグロ(ホンマグロ)、キハダマグロ、メバチマグロ、ビンナガマグロ、ミナミマグロ(インドマグロ)の5種類であり、太平洋、大西洋、インド洋など世界中の温暖海域を広く回遊していて、多くは南大西洋沖で獲れます。マグロの中で最高の味をもつと言われるクロマグロは、成長過程での大きさや地方によって、シンマエ、ヨコワ、メジ、チュウボウ、シビなどど呼び名が変わります。成魚は体長3m体重500kgぐらいになり、味、大きさともに海の王者的存在です。マグロの栄養的特徴は、種類や部位によって差はあるが総じて、必須アミノ酸をバランスよく含む良質のたんぱく質が多いことで、特に背側の赤身はたんぱく質が豊富な上に脂質は少ないので高たんぱく低カロリーのダイエット食として適しています。マグロが最も美味しいのは脂ののる時期で、冬場に日本近海で獲れるクロマグロは最高級品とされ、腹身(トロ)は40%もの脂質を含んでいます。 |
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栄養成分での比較
(100g中、5訂日本食品標準成分表)
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マグロの脂質にはIPAやDHAが豊富に含まれており、特にビンナガマグロのDHA、IPAの含有率は魚介類の中で群を抜いています。どちらかというとマグロは、カツオやサンマと同じく、IPAよりDHAを多く含んでいます。DHAは、IPAのような成人病を予防する働きに加え、脳をはじめ神経組織にとって必要不可欠な成分であり、アルツハイマー型痴呆症などを予防するほか胎児や成長期の子どもの脳の発育をよくする働きもあるとされています。トロはIPA、DHAのほかに、血行をよくする若返りのビタミンと言われるビタミンEやカルシウムの吸収を助けるビタミンDを多く含んでいます。DHAはカマと呼ばれる顔の部分に多く含まれています。![]() 腹側のトロに対し、背側の赤身は、脂質が1.4%くらいと極めて少なく、代わりに良質のたんぱく質を100g中26.4gも含み、ビタミンB6とともに豊富です。たんぱく質は皮フや各組織の大切な構成成分のひとつであり、ビタミンB群と組み合わせて摂ると皮膚の代謝を促し美肌作りに効果があります。赤身や血合い肉は良質たんぱく質の他、カリウム、鉄タウリンが豊富で、貧血の予防、血圧降下、視力回復、心臓病の予防などに効果があります。この他マグロの栄養的特徴として、'老化予防のミネラル'とも言われる微量元素セレンを含んでいることや、カルシウムの含有量が少なくイワシの17%くらいということがあげられます。 |
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マグロに含有される主な栄養素に関連する病気に対する働き
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